活 動 内 容
1.経 過
当財団は昭和38年3月、厚生省(現「厚生労働省」)及び日本自転
車振興会の指導・支援のもとに、当時の国民死亡率の第一位であっ
た脳卒中の予防、治療および社会復帰に関し必要な事業を行うこと
を目的として設立した。
設立当初は、「財団法人日本高血圧脳卒中予防会」として発足し
たが、昭和39年には心臓病、がんなどを含めた成人病全般の対策と
推進を図るため事業の範囲を拡大し、名称を財団法人日本成人病予
防会と改称した。
2.構 成
東京都千代田区に本部を設置し、各都道府県には、予防会支部を
設置し活動を行っている。
本部住所:東京都千代田区大手町1−3−1
3.活動内容
(1) 生活習慣病検診車及び検診用機器の整備について
昭和38年から日本自転車振興会、昭和47年度から日本小型自動
車振興会、昭和51年度から(財)中央競馬馬主社会福祉財団、平
成12年度から(財)日本宝くじ協会の補助金及び助成金を受け、
生活習慣病検診車及び検診用機器を整備し検診活動を実施してき
た。
(2) 生活習慣病に関する知識の普及について
@ 胃検診全国調査結果の発表
生活習慣病検診車による胃集団検診の活動実績を取りまと
め、日本農村医学会学術総会において発表している。
A 生活習慣病のしおりの配布
生活習慣病のしおりを作成し、各支部及び関係団体に配付して
いる。
(3) 生活習慣病に関する諸団体との連絡及び協力について
@ 健康日本21推進全国連絡協議会に加盟
「健康日本21推進全国連絡協議会」の活動に協力し、健康日本
21の推進に努めている。
A 生活習慣病予防週間の後援
国が行う「生活習慣病予防週間」の啓発運動に協力し、生活習
慣病予防に関する知識の普及に努めている。
一般財団法人日本成人病予防会主要年表
年 月 | 活 動 内 容 |
昭和38年4月 (昭和38年度) 昭和39年9月 昭和40年10月 昭和47年12月 (昭和47年度) (昭和51年度) (平成12年度) 平成25年4月 |
財団法人日本高血圧脳卒中予防会を設立 日本自転車振興会から補助金を受け入れ 郵政省所管の寄付金つきお年玉葉書配分金を受け入れ 寄附行為の一部変更を厚生大臣から認可 (心臓病やがん等を加えた成人病全般の対策に事業を 拡大等) 財団法人日本成人病予防会に名称を変更 温泉療法による高血圧性疾患の予防、治療、社会復帰 を一体化 した「鹿教湯温泉治療研究所」(現「鹿教湯総 合リハビリテー ション研究所」)を開設 寄附行為の一部変更を厚生大臣が認可 (救急患者の治療及び社会復帰に関する事業を追加) 日本小型自動車振興会から補助金を受け入れ 財団法人中央競馬馬主社会福祉財団から助成金を受け 入れ 財団法人日本宝くじ協会から助成金を受け入れ 一般財団法人へ移行登記 |
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